暮らしを整え、自分を整え、人生を整える
マンスリーライフハック(MLH)
色は心と体をサポートし、暮らしを豊かにする
日ごとに秋が深まり、寒さも増してくる季節。
寒さは体に、日照時間はメンタルに
影響があると言われます。
そんな時期こそ、色を味方にして、
心地よく暮らしてみませんか?
晴れた日の青空。
色づいた木の葉。
何もせずとも、受け身で
色の美しさを享受でき、
気分良くいられる日もあります。
その一方で、辛いことがあったり、
曇天で目に映る風景が、
重く暗い日もあります。
こういう日が続くと、
気持ちが滅入りますよね。
こんなは、主体的に、意識的に、
色を日常に取り入れてみませんか?
すると、ちょっと楽しくなったり、
なんとなく、どうにかなるだろう、
と少しずつ気持ちが軽くなったりするものです。
色は美しさだけでなく、
感情面への効果(心理的影響)や
体への効果(生理的影響)もあるのです。
インテリアやカラーの仕事、
またカラーセラピーを通して、
色と多く関わってきました。
そのような体験から、
今回は、服やインテリアに色を取り入れるコツ、
自然の中で色を楽しむ方法、
秋冬の暮らしを彩るヒントをお届けします。
色を「チョイ足し」してみる
インテリアでも、服でも、
あなたの日常はカラフルでしょうか?
それともシック?
もちろん、カラフルだろうと、シックだろうと、
あなた自身が心地良いのが一番です!
とは言え、時に、
気分転換したくなることもあるでしょう。
そんな時には、
色を少しだけ足してみるのはいかがでしょう?
大々的にやらなくてOK!
ちょっとだけ、色を足してみる。
それだけで、雰囲気が変わったり、
小さな気持ちの変化が起こると思います。
特に、今まで馴染みなかった色を試したい時は、
アクセント的に、色をチョイ足ししてみること。
それは少しスパイスにも似ているかもしれません。
いつもの紅茶にシナモンを振りかける。
それだけで、香りや味が変わる。
そんな「味変」のような感覚です。
同じように、いつも使っているバッグに、
手持ちのハンカチを巻き付けてみる。
これなら、新たに何かを買う必要も、
また気負わずに済みます。

実は、何色を使うか?というのも大切ですが、
それと同じくらい、その色をどの程度使うか?
という分量も、とても大切です。
そしてその「さじ加減」が、
その方の個性と、洗練さにつながるでしょう。
好みもありますが、
「少し添え目」にすると、ゴテゴテせずに、
洗練された印象になりやすいです。
馴染みない色は、まずは「チョイ足し」から。
印象的にも、手軽さからも、おすすめです。
秋のカラーパレット
秋と言えば、実りの秋。
そして紅葉。

これらを色で表現するならば、
恐らくこんな感じでしょうか?

これは日本色彩研究所が開発した
PCCS(日本色彩配色体系)の一部です。
dkはダークの略で、
その名の通り、暗く落ち着いた色のグループ。
大人っぽさや、円熟した雰囲気を醸します。
dpはディープで、濃い色のグループで、
深い、伝統的、和風なイメージにつながる色たち。
このように、PCCSのカラーシステムは
雰囲気で色を分類し、
とても使いやすく整理されています。
このカラーシステムを参考にすると、
センス不問で、ステキなカラーコーディネートが
実現できるという訳です。
もし、秋冬ファッションやインテリアで、
アクセントになるアイテムを購入したい時は、
先のdkやdpの色合いの中から選ぶと
良いでしょう。
パーソナルカラー(似合う色)との付き合い方
パーソナルカラーとは、
その人のお顔、髪、瞳の色などから、
似合う色を導き出した、いわゆる似合う服の色です。
私も、20年以上前に、
パーソナルカラー診断の勉強をしていましたが、
「良く見られるよりも、着たい色を着たい」と
思ってドロップアウト。
当時の私の考えは、
「確かに苦手な色は、寂し気な印象を与える。
だったら、メイクの色味や表情で、
健やかそう、楽しそうにすれば良い!」
と思ってました。
年齢を重ねた今は、
似合う色を身に付けるメリットを痛感しつつも、
知恵と工夫で、
着たい色を着ることも楽しんでいます。
(その時は、不機嫌そう、不健康そうに見えないよう、
明るい表情を心がけるようにしています)
個人的には、似合わない色でも、
諦めなくてOK!
取り入れる方法はいくらでもある。
そう思っています。
セオリーとしては、似合う色は
イキイキ見せてくれるので、
顔周りにはパーソナルカラーの色を選ぶのが
良しとされています。
そういう意味で、マフラーやストールなどは、
似合う色の中から選ぶと、
顔色が良く見えておすすめです。
私は苦手だけど好きな色は、
ボトムス、バッグ、靴下、小物などで
取り入れて楽しんでいます。
また柄モノだと、単色よりも印象が薄れるので、
苦手な色でも案外、取り入れやすいです。

好きな色には、
何かしらの理由があるものです。
心が落ち着くとか、元気が出るとか、
ステキな思い出が想起されるとか。
なので、好きな色は、
似合うor似合わないだけに固執せずに、
ぜひ様々な方法で、
色を楽しんで欲しいと思っています。
インテリアでの差し色
インテリアは服以上に、
色選びに悩む方が多いでしょう。
と言うのも、インテリアに関わるモノは、
服みたいに一人で何アイテムも持たないから。
当然、洋服よりも圧倒的に、選ぶ経験値も少ない。
だから悩んで当然なのです。
そこで私のおすすめは、
布や紙など、お金も量も膨らまないアイテムを
少し取り入れることです。
クッションカバーなどがその筆頭ですが、
着なくなった秋冬モノの服を、
クッションカバーにリメイクしても
良いでしょう。
もっと手軽にしたければ、バンダナサイズの布で
ティッシュボックスをくるむのも、
立派なインテリアになります。

あまりお金も手間もかけず、
身近で、できそうなことを試してみる。
これが結局は、何かを変えたりチャレンジする、
一番の近道なのかもしれません。
お部屋が少し、味気なく感じたり、
寒々しく感じたら、
先ほどの秋色を足してみてください。
または柿やみかんなど、
季節の果物をカゴに盛って、
飾っても楽しそうです。
冬のカラーパレット

冬を連想させる色は、
お住まいの地域によって、異なるかもしれません。
太平洋側では晴れの日が多く、
日本海側では曇天が多い。
雪国ならば白銀の世界。

だから、冬の相棒の色は、
思いっきり、あなた好みで
楽しんでみてはいかがでしょう?
また「欲しい」を補完するような
色の使い方もおすすめです。
冬の日照時間がとても短く、
光や明るさが不足する北欧では、
「冬季うつ」が増えるのだとか。
マリメッコに代表されるように、
北欧インテリアはカラフルな一面があります。
寒くて暗い冬に、
少しでも明るい気持ちになる工夫なのかもしれません。

少し物理的な話になりますが、
実際、光を分解すると、
虹の7色(国により見解の違いあり)になります。
まるで、水と氷が、
水⇔氷でカタチが変わるのと同じで、
色⇔光なのです。
だから私は、色は光の化身というか、
兄妹みたいなモノ。
光が足りなければ、色を使おう!
そう思っています。
特に太陽の光が少ない地域の方や、
秋冬に気持ちが沈みがちな場合は、
あなたの気持ちが明るくなる色を
冬のお供にしてみては?
服やインテリアの布製品の場合は、
モコモコやフワフワなどの素材感があると、
クールな色味でも、
どことなく暖かい雰囲気になりますよ。
散歩で色を楽しむ
先日、秋の北海道を旅してきました。
私が旅先でやっていたのは、
ひたすら景色を見ていたことのような気がします。

札幌の北海道大学の敷地内を散歩したり、
(上の写真は北海道大学にある大野池)
各所への移動中の車窓の景色を眺める。
旭川駅周辺の川と山の景色にも、うっとり。

旭川駅の裏手にある「あさひかわ北彩都ガーデン」
空の広さと、山と川と木々に癒されます。
北海道では、重苦しいグレーの空に
覆われた日の景色さえ、
ファッションやインテリアの
カラーコーディネートの参考になりました。

空には濃淡の、様々なグレーがあり、
所々に赤、黄、緑の木々が見えます。
私が着るとしたら、どのグレーに、
何色の、どんな小物を合わせようか?
黄色~オレンジに色づいたモコモコの木を見ては、
こんなひざ掛けやクッションがあったら、
寒い日でもあったかそう~。
こんな発想が勝手に湧いてくるのだから、
自然はデザインの大いなる師ですね。
ファッションやインテリアでの
色の楽しみ方を語ってきましたが、
ただただ、自然を眺めたり、
自然の中に身を置くことも、
また、色を楽しむことになると
北海道の旅で気づきました。
そして最大の気づきは、
「美しい自然の風景を楽しむことは、
わざわざ遠くまで来なくても、
家の近所でも、味わえるんじゃない!?」
ということ。
そうなんですよね。
自然の中を歩くのは、家の近くでも叶うし、
時には、少し電車やバスで行くだけでも、
違った風景に出会えることも多いです。
お住まいの地域によっては、
自然は遠いと感じる方もいると思います。
そんな時は、公園、街路樹、空、
季節の食材からでも、
季節を感じてみてください。
カラーウォーク
「今日は〇〇色を見つけよう」と決めて街に出る。
そんな「カラーウォーク」を
楽しむ人が増えているそうです。
特定の色だけに限定しても良いし、
秋の風景を見つけよう、とか
秋のファッションやインテリアの
ヒントをGETするぞ!
など、それぞれの思いを潜ませて散歩するのも
楽しいかもしれません。
歩いて色を楽しむことには、
お金もかかりませんし、
インスピレーションがやって来たり、
センスも磨かれ、良いことづくめです。
忙しい毎日から束の間、逃避行してリフレッシュ。
または身近なレクリエーションとして、
季節を感じに、街に出掛けてみませんか?
色彩感覚も思考や発想も、自然に触れて磨かれる
絵画・工芸・ファッション・音楽など、
芸術家の多くは
自然から様々なインスピレーションを
受けて創作しています。
そして芸術家だけでなく、
文化人たちも自然からの影響は
大いにあったと思います。
京都の美しい水路沿いの「哲学の道」。
ここは京大の哲学者が
散歩をした道なのだとか。

またドイツの文豪ゲーテも、
散歩を愛したと言います。
自然との時間が、思考を巡らせて、
インスピレーションを得るにも
最高のエッセンスだったのでしょう。
そう思うと、何かのアイディアを得たい時、
頭の中をスッキリさせたい時こそ、
外に出るのが良さそうです。
新鮮な空気と共に、
光を、色を、自然の放つエネルギーを
体いっぱいに浴びるだけで、
頭・心が段々クリアに。
そして色合わせやデザインセンスを磨きたい時は、
自然を観察するのが一番だと思っています。
特に色合わせは、自分で考えなくても、
自然界の色の組み合わせを真似すれば、
それだけで素敵になります。
真似を続けていると、色の感覚が身に着き、
段々と磨かれていきます。
そうなると、自分だけのアレンジがしたくなり、
やがて、あなた独自の
カラーセンスが育ってくるものです。
自分にとってのベーシックカラーを見つける
色の組み合わせのコツがわかってくると、
一つの色を、様々な組み合わせで
楽しめるようになります。
例えるならば、トマトを使って、
和洋中と、様々なお料理を作る感じに。
と言うのも、何百色もある色鉛筆のように、
服やインテリア小物を増やし続けることはできません。
お金や収納スペースの問題はもちろん、
際限なく増やしては、きりがないし、
管理も大変になってしまいますし。
そこでおすすめなのは、
自分にとってのベーシックカラーを
見つけること。

参考までに、私がよく使う定番色を載せてみました。
私のベーシックは、黒・グレー・ネイビー・
ベージュ・オフホワイト・キャメルあたりです。
コートやボトムス、値が張るようなアイテムは、
ベーシックカラーを選ぶことが多いです。
10年位前までは、クローゼットは
多くの色で溢れてました。
服の枚数は多いのに、
組み合わせしにくいのが悩みの種。
一目惚れで購入したトップスAの色に合う
ボトムスが無くて、わざわざボトムスaを買う。
(しかもAとaは、他の服には合わせられない…)
というような感じで、
どんどん服も、色も増えていきました。
今は、ベーシックカラーが決まっているので、
新しい服を購入する時は、
手持ちの服に合う色を選びます。
すると、雑誌の1週間コーデさながら、
1着で何通りも着こなせるのです。
私は服装で個性も出したいと思っているので、
顔なじみの良い色をアクセントカラーとして、
シャツや羽織りものなどで取り入れたりしています。
(その色も、ベーシックカラーや
他のアクセントカラーと相性の良い色が多いです)
多くのムダと混乱の末に、
この方法に至りました。
ワードローブでも、インテリアでも、
色使いに配慮するだけで、
統一感、心地良さ、または洗練さが
一気にアップします。
まずは、身の回りにある色を眺めてみましょう。
あなたにとって心地よい色、
組み合わせやすい色を見つけながら、
秋冬の暮らしを楽しんでみてください。
あなたのクローゼットの色の計画をしたい。
シンプルなカラーコーディネート法を知りたい。
個別講座では、あなたが知りたい色のことを
ギュッと凝縮してお伝えしています。
ご興味あれば、オンライン講座から
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●資格
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整理収納コンサルタント
福祉住環境コーディネーター2級
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